日本の暮らし方文化 『自然との親和性』

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元来、高温多湿な日本における住宅は、内部と外部が緩やかなつながりがありました。
『縁側』という内部/ 外部の中間領域が存在したのです。
かつては、夏も夕方になると、道に水を打ち、
気化熱で一気に気温が下がり心地よい風が吹いたものでした。
道路も生活空間としてみなされ、それぞれの家庭で縁台を出し、夕涼みもできました。
ところで西洋の窓『wind-ow』( 風を通す穴) に対し、日本の窓は『間戸』( 柱と柱の間の戸) と書いたそうです。
古来より日本では、外部の自然との親和性を高める暮らし方をしてきたのです。
私たちはこのような日本古来に伝わる暮らし方を現代に生かしていこうと考えています。